インフラ工事だけでなく、高層タワーマンションの建設や戸建て住宅の建築など、色んな現場で専用車両が活躍をしています。大きな建材を現場に持ち込む際はもちろんのこと、建設時のサポートにも役立つものです。一般的には働く車と称されており、その種類は30以上にものぼります。これらのうち、王者とも称されているものをご存じでしょうか。
それはクレーン車です。クレーン車は高層タワーマンションなどの建築で活躍をしており、地上20メートル以上の場所にオペレーティングルームを備えたものです。日本では各会社が自前で用意をされていて、1台あたり約2000万円以上もの高額な費用で買われています。なお海外では一般的に買取事業も盛んで、大半の企業では中古で導入をされるものです。
そこでここでは、海外で一般的となっているクレーン車の買取事業の概要を見ていきます。アメリカ・中国などでは湾岸地帯で買取会社が多く、ほかの国から輸入をして国内に卸されるのが基本です。おもに中東からの輸入が多く、1台あたり200万ドルの価格になります。日本でこの買取事業が普及しない理由、それは安全面と法規が関係をしているからです。
工業用専門車両の場合、必ず運輸局で検定試験を受けないといけません。そのなかでもクレーン車は非常に厳しいテストが用意をされていて、10年以上活用をされたものは市場には投入することもできないからです。昨今ではリースが基本になりました。
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